おはようございます!女性の体質改善アドバイザー西村です!
今日は「無月経」について。ダイエット、ストレス、お薬などが原因で生理が来なくなってしまう方、結構いらっしゃるのですが、ホルモン剤などを使って生理を来させている方も多いかと思います。でも、身体が調えば自然と生理が来るようになるのですよ~というお話しです!
- なぜ無月経になってしまうのか
- 無月経に適した治療方法
なぜ無月経になってしまうのか
いろいろなことがきっかけで無月経になってしまう方がいらっしゃいます。
過度なダイエット
過度なストレス
もともと生理がきたころから不順だった
強いホルモン剤を服用してから来なくなった
原因は様々なのですが、中医学的にみると腎臓、胃腸の弱さ、冷え、血流の悪さ、水分代謝の悪さ、自律神経のバランスの乱れなどいろいろなことが複雑に絡み合ってしまっている方が多いです。
もっと簡単な言葉で言ってしまうと
実は人間の体にとって、実は子宮は生命を維持するために必要な臓器ではないのです。
その証拠に、子宮を全摘したとしても生きていくことはできます。
ダイエットなどで急激に体重が減少すると、内臓に必要な栄養素がいきわたらなくなります。血を作るチカラも衰えます。
その結果、まずは生きていくために必要な臓器へと栄養素をまわすようになります。そして自分で作った血を外に排出する「生理」の機能は生きていくうえでは不必要なため、切り捨ててしまうのです。
中医学的にみると、腎臓、胃腸が弱いために、血を排出する余裕がないからこそ無月経になってしまっているケースが多いように思います。
無月経に適した治療方法
では、そんなときにどうすれば生理が自然と来るようになるのか
話はとてもシンプルで、弱ってしまっている臓器を補い、体を温めて巡りをよくし、きちんとした食生活を送ってもらう、ということにつきます。
特に胃腸、腎臓の機能が弱ってしまっている方に関しては、漢方で補っていくことが一番おすすめかなと感じています。
胃腸が弱っている方は、空腹時に胃がシクシク痛むことがある(食べると楽)、どちらかというと下痢傾向、夕方に疲れやすい、お肉が苦手などの症状が出ることが多いです。
腎臓が弱っている方は、夜や朝方にトイレに行きたくて起きてしまうことがある、夕方に疲れやすい、膀胱炎になりやすい、下半身が冷えるなどの症状が出ることが多いです。
こんな症状が出ていて、生理が自然に来ない、とお悩みの方は漢方の服用をおすすめします!
一方、冷えが強く、血流が悪いタイプの方もいらっしゃいます。このタイプに関しては、とにかく温めることが大事で、よもぎ蒸しの方があっていることも多いです。
冷えて寝つきが悪い、寒いと朝起きるのが億劫、手/足/お腹/お尻などが冷たい、冷えると下痢/腹痛がある、冷えのぼせがある、抜け毛が多い、強い頭痛があるなどの症状が出ているようであれば、冷え+血流の悪さからくる無月経タイプでしょう。
ホルモン剤などの服用で生理を来させる場合、お薬を服用していれば生理も来るのですが、止めると生理が来ない方が多いかと思います。
一方、漢方やよもぎ蒸しで体質改善を行っていくと、内臓の弱さが次第に改善し生理を来させる余裕ができるので、しっかりと調ってしまえば最終的には何も服用せずとも生理が自然に来るようになるのです。
無月経でお悩みの方の多くは、オリモノがほとんど出ません。本当は排卵日前後にとろーんとした透明のオリモノが出るのが正常な状態なのですが、まったくパンツにおりものがつかない、と訴える方が多いのです。
でも体質改善を行っていくと、頭痛やむくみ、疲れなどの症状が徐々に改善し、そのうちにおりものがではじめ、最終的には生理が来潮するのです!!
無月経でお悩みで妊活をされている方も多いかと思います。
どうしても焦ってしまうこともあるかと思いますが、急がば回れ。しっかりと調えることで元気な赤ちゃんを授かれるかと思います。
今日もあなたにとって最高の一日となりますように