市販、病院、漢方専門薬局の漢方って何が違うの?

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おっはようございます~!!女性の体質改善アドバイザー西村です!

 

いろいろなところで見かける漢方薬。漢方試してみたいんだけれども、はたしてどこで購入すればよいのか?市販の漢方は手に取りやすいけど、何が自分に合っているかわからないし、病院の漢方は保険診療だから安くなる。漢方薬局の漢方は敷居が高そう。。いったい何が違うのか?今日はどのような違いがあるのかを説明させていただきますね!

 

エキス剤、煎じ薬、錠剤、の剤型の違いは?

 

漢方でもいろいろな剤型があるんです。

よく病院で処方されるのはエキス剤。煎じたものを加工して細粒状にしたものです。

ツムラ

煎じ薬は文字通り生薬そのものを煎じて服用するもの。ちょっと手間がかかりますね(;´・ω・)

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では剤型によって、効果に差が出るものなのか?

 

答えはYESです!

 

同じ生薬量を使って「煎じ薬」と「エキス剤」を比べた場合、私の感覚では2倍から2.5倍の差があるように思います。

なぜそれを感じるか、というと、ご相談いただく方の中にはすでに病院で〇〇散を処方されているんですが、それも服用しながらお願いできますか?というケースがあり、エキス剤と煎じ薬のバランスをとるのにだいたい煎じ薬を1/2量に設定しないといけないからです。

 

漢方特有の剤型で丸剤というものがありますが、これは生薬の粉末をはちみつなどで丸めて作ったもの。

丸剤

八味地黄丸、六味地黄丸など処方名の最後に「丸」と書いてある処方は、丸剤にすると一番薬効が出やすいと考えられている処方で、丸剤にするか煎じ薬にするかはその処方によって異なります。この点に関しては優劣をつけるのが難しく、処方に適した剤型を選ぶとよいでしょう。

 

ちょっと専門的になってしまいましたが、効果のある順番で並べるのであれば

煎じ薬 > エキス剤 > 錠剤

という風にとらえていただいても問題ないかと思います!

 

生薬の質による違い

 

これまた生薬の質も結構大きく左右します。生薬ってピンキリでお値段も全く異なります。

生薬は産地もとても大事で、〇〇産の当帰がよいなど、産地の違いによって薬効もお値段も異なります。

エキス剤であったとしても、とてもよい生薬を使っているメーカーさんもあり、そのメーカーさんの処方の効き目は、やはり抜群によいです^^

 

一番大きく左右するのは、きちんと患者さんの体質に合ったものを処方できているか、です

 

市販の漢方、病院で処方される漢方、漢方専門薬局の漢方。もちろん剤型や生薬の質も大きく関係してくるのですが、一番大きく違いが出るのは、やはり「誰が漢方を処方するか」です。

 

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生薬のチカラってすばらしい

 

一味加わるだけで効果が抜群に発揮されるし、逆に合わない生薬を入れてしまうことで体調が悪化してしまうこともある。

 

西洋薬と違って漢方が「穏やかに効く」という評価を受けているのは、生薬を組み合わせることで、生薬同士の相乗効果を出したり、悪い作用を消してくれたり、補佐してくれたり。

 

その方に合わせて、必要な生薬を組み立てていくことで処方ができあがるのです。

 

一番大きく左右してしまうのは、やはり患者さんの体質に合わせてきちんと処方できているか。ここをはずしてしまうと、効果が出ないばかりか、やはり副作用が出てしまうケースだってあります。

 

剤型の違い、生薬の違い、などいろいろ差異が出る部分はありますが、やはり一番大きいのが「誰が漢方を処方するか」。

きちんと話を聞いてくれて、自分が安心して身を任せられる先生との出会いが一番大事だと思います!

 

 

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今日もあなたにとって最高の一日となりますように!

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