こんにちは!女性の体質改善アドバイザー西村です!
せっかく体調がよい時期がでてきたのに、また体調が悪化してしまった、、という経験ありませんか?漢方を飲み始めたころは劇的に変化が出たけれども、最近はなんだか慣れてしまっているような感覚があって、、最初はよかったのに、今は体調が波をうっていて、、これには理由があり理由がしっかりと理解できてはじめて、体質改善はできるものなんです!
- 体調がよくなるときにも、体調の波はあるもの
- 私たちの身体は思ったよりも季節の影響を受けている
- だんだん体調の波が出なくなった時が、身体が本当に調ってきたサイン
体調がよくなるときにも、体調の波はあるもの
特に漢方や鍼灸、よもぎ蒸しなど体質改善メインで体調を調えていらっしゃる場合、よくなる際にも必ず「体調が悪い日」はあります。
ストレスがかかったとき、生理周期に合わせて、季節の変わり目に、食事の不摂生で、、いろいろな理由で体調の悪さは出ます。
それはなぜなのか?漢方や鍼灸、よもぎ蒸しは身体の自然治癒力を高めるような治療で、症状を抑える治療ではないからです。
例えば頭痛でお悩みの方の場合。天気が悪くなる前に頭痛が出てしまう。
春先に漢方を服用しはじめて、おしっこがよく出るようになり、なんだか最近頭痛が少ない気がしていた。
でも梅雨入りする少し前から頭痛が多い、、せっかく頭痛減っていたのにどうしてだろう?漢方に慣れてきてしまったのだろうか?
このように感じてしまう方は多いはず。でも真相は、、
この方の頭痛の場合、水分代謝が問題になっています。春先に漢方を服用しはじめたときは、順調に水分代謝が改善し、おしっこもよく出たため頭痛が減りました。
ただ、梅雨に近づき、季節の影響で水分代謝が悪くなりやすい時期に突入。その結果前よりも頭痛が増えてしまったのですね汗
この場合、季節に合わせて水分代謝をよくする生薬を増やすことで、頭痛の症状を和らげていくことは可能です。
治療をはじめた初期の頃は、どうしても生薬の力を借りて身体の変化が出ていることが多く、ちょっとした影響で体調の波が出てしまいがちです。
長年かかって作り上げてきた体質の悪さを改善するのに、時間かかっても当たり前。むしろ劇的に改善するようなお薬の方が怖いのです。(副作用が出やすいなど)
治療をはじめて間もない頃は体調に波があって当たり前。悩んでいた期間が長ければ長いほど、体調が波を打つ期間が長くて当たり前なのです。
ただし、その波の間隔が少しずつ穏やかになってきているかどうか、体調良い日が前よりも増えてきているかどうか、はしっかりと見ていきましょうね!
私たちの身体は思ったよりも季節や生活習慣の影響を受けている
上記の例でもお伝えした通り、私たちの身体は思ったよりも季節や生活習慣の影響を受けているのです。
ストレスがかかると生理周期が乱れる、食生活が乱れると胃腸の不調が出るなどは本当によくあること。
特に体調が悪い方ほど、ちょっとした環境の変化で体調の波が出やすくなるものなのです。
季節の変化による体調の影響は結構大きく、その季節によって出やすい症状も変わりやすいので、その時期にどんな症状が出やすいのか?を頭に入れておくだけで、不安がちょっと解消されるかもしれませんね!
ちなみにこれから到来する夏は炎上の季節で、心臓、小腸の働きが低下しやすい時期。そして身体に熱がこもりやすい時期。
アトピー体質の方で身体に熱がこもりやすい方は悪化しやすい時期でもあります。
季節や環境の変化とともに生きる
その時期に合った養生方法でうまく乗り切っていく、症状が出ても焦らない、ということが大事ですね!
だんだん体調の波が出なくなった時が、身体が本当に調ってきたサイン
本当に体調が調ってくると、自分が不得意な季節でもあまり体調が悪化しなくなってきます。少しくらいストレスがかかっても体調に影響が出なくなります。
そんなときが本当に身体が調いはじめてきたとき。
逆に言うと、少しの環境変化で体調が波打つようであれば、まだまだ調いきっていない証拠でもあります。
せっかく体調が調ってきたのにまた症状が出てしまった~と思っていらっしゃるあなた。
それはたぶん季節や環境の変化による体調の悪化でしょう。
そしてちょっとした変化で体調に波が出ているということは、まだ調いきっていない証拠。
悩んできた期間が長ければ長いほど、体質改善には時間がかかるもの。焦らずに腰を据えてゆっくりと歩んでいきましょう!
焦ってしまったときは、先生に相談するとよいですよ!
今日もあなたにとって最高の一日となりますように!