おはようございます!女性の体質改善アドバイザー西村です!
今日は「不妊治療」はいつ行うのがよいか?というお話しです。以前からお話ししている通り、ほぼ99%以上の方が「冷えている」ため、断然「夏場」に治療を行うのが効率がよい、というお話です。
目次
- 私たちの身体は四季の影響を受けている
- 不妊治療は「夏場」に行うのがよい理由
私たちの身体は四季の影響を受けている
ちょっと難しい話をすると、漢方には「整体観念」という考え方があります。
意味合いは二つあるのですが、そのうちの一つが「私たちの身体は常に季節の影響を受けている」という考え方。
四季がある日本は、その四季(漢方的に言うと五季)の影響を受けており、その季節に突入すると面白いくらいに身体が変化しています。
たぶんちょっと体調に敏感な方はわかっているはず。
- 冬は腎機能が低下し、身体が冷えやすく、疲れやすさ、夜間尿、冷え性が悪化しやすい時期。
- 春は自律神経のバランスが乱れやすく、気分の波が出やすく、睡眠の質が悪くなったり、便秘になりやすい時期。
- 梅雨は胃腸の働きが落ちやすく、水分代謝が悪くなり、胃腸の不調、めまい、頭痛、むくみが悪化しやすい時期。
- 夏は心臓の働きが低下しやすく、熱がこもりやすいため、アトピーの人が悪化しやすい季節。
- 秋は肺、大腸の働きが低下しやすく急激に冷えるため、気管支系の病が出やすく、便秘がちで冷え性が悪化しやすい時期。
まだ長野県は梅雨入りしていませんが、すでに2週間前頃から「私たちの身体は梅雨入り」しております笑
なぜわかるかって、みなさん声をそろえて「最近むくみがひどくて」「頭痛がひどくて」ということをおっしゃるためです。
このように私たちが思っているよりも、私たちの身体は「季節の影響」を色濃く受けているのです。
不妊治療は「夏場」に行うのがよい理由
以前ブログで書かせていただいた通り(不妊症でお悩みの方に共通する体質とは?)、ほぼ99%の不妊症でお悩みの方が冷えているんです!!
私は今のところ、不妊治療で身体に熱がこもっている方を診たことがないくらい。。
そして冷えている方が口を揃えて言う言葉が、「あんまり体調の変化がわからない」「何を飲んでもあまり変わらない」「冷えていません!」という言葉。
本当に冷え切っているのに、その自覚が全くない方も多いのです。つまり身体の感覚が鈍感になってしまっている方が多い。。
そのため、せっかく温めるのによい季節になっても、無意識に身体を冷やしてしまうことが多い。冷たいものをガバガバ飲んでしまったり、素足で過ごしてしまったり、、もったいない涙、、
夏場は不妊治療の成果が断然出やすい時期なんです。現に友愈でも暖かい時期の方がご懐妊される方が増えます。
なぜかって「季節が助けてくれる」から。身体が冷えている方にとって夏場は身体を温める好機。
冬場に身体を温めようとしても、どうしてもいたちごっこになりやすい。よもぎ蒸しで身体を温めても、冷え取り靴下をはいても、外気が冷たいため身体を冷やしてしまうチャンスがとても多い。
でも夏場は違います。冷たいものを飲まないように気をつけ、できるだけクーラー下にいないように気をつければ、身体は温まりやすい。このような時期によもぎ蒸しで身体を温めていくと、身体の変化が早く出やすくなります。
「冬病夏治」!!
不妊治療をされている方にとってよい季節が到来しますよ!
今日もあなたにとって最高の一日となりますように!