おはようございます、女性の体質改善アドバイザー西村です!
普段漢方相談をしていて感じていること。それは人によって感覚が全く異なり、痛みに強い人、弱い人、体調に敏感な人、鈍感な人がいる、ということです。今日は体調に鈍感な方へ。病名がつかないからって病気ではない、というのはうそです。体調に鈍感だと大きな病を引き起こしやすい、今日はそんなお話しです。
病名がつかない病気が増えています
病名がつかない病気、これはいわゆる不定愁訴と呼ばれるものなのですが、病名がつかない、でもとてもつらい。そんな方が増えているなと感じています。もしかしたら単に病院の診断が適切でないために病気を発見できていないだけ、の場合もありますが、病名がつかずに苦しんでいる方も多い。
特に男性に多いのですが、健康診断でひっかかるものがないと「自分は健康体だ」と思ってしまう方が多いもの。
鈍感力とよくいいますが、確かに体調に敏感になりすぎるのもよくない。何か気になることがあるとすぐに病院をやりすぎてしまっても逆に病気を引き起こすことがあるのでよくないのですが、鈍感すぎるのもよくないのです。
だいたい鈍感力がある方は、痛みに強い方が多いですね。。
これくらいの痛み、たいしたことない、と思って過ごしてしまうため、病気のシグナルに気づきにくい、という難点があるのです。
そして、基本的に「自分は健康だ」と思っているので、生活習慣をあまり気を付けないことが多い。。
鈍感力のある方は、気づいたら大病にかかっていた、というケースも多いのです。
中医学の気・血・水診断は未病の発見につながる診断方法
漢方と西洋医学では診断方法が全くことなります。現在の西洋医学は精密検査が主でそこから病名診断をしますが、漢方では基本的にその方の出ている全身の症状、顔色、脈、舌の状態、生活習慣などその方全般の情報をもとに診断していきます。
いろいろな診断方法があるのですが、その中でも皆様におなじみ(?)なのが気血水診断。
病名がついていない状況でも、内臓の働きがどのようになっているか、推測することができるのです。
大病にかかってからの治療はとても大変ですよ。もとの健康体に戻ることが難しいケースも多い。
ご家族のためにも、大事な方のためにも、自分の健康は守ってほしいなと思います。健康さえあればなんでもできる。ご自分の身体を大事にしてあげてくださいね!
今日もあなたにとって最高の一日となりますように!