おはようございます、女性の体質改善アドバイザー西村です♪
長野も三寒四温の日々が続き、とうとう春先の影響がではじめました!春先にはどのような症状が出やすいのか、どうすればよいのかを書かせていただきましたので、ご参考になさってください!
春は木の芽時、身体も「発散」の時期を迎えます
まだまだ寒い時期ですが、暦ではすでに春。春分の日を境に身体は大きく変化します。
自然界では春は木の芽時で、オオイヌフグリが咲き始めたり、雪の中から新芽が出始める頃。
実は身体の中でも同じことが起こっていて、冬場にため込んでいたものを一気に発散する時期がきます。
発散するためには肝臓、胆のうの働きが必要で、これらの臓器が元気であることが大事なのです。
その「発散」がうまくできる方はよいのですが、「発散」がうまくいかないとどのような症状が出るのでしょう?
春はどのような症状が出やすいの?
肝臓、胆のうの働きは西洋医学的には解毒作用、食べたものの代謝などが主な作用ですが、漢方では以下のような働きを持つと考えられています。
- 自律神経のバランスを調節する
- 血を蓄える
春先になると肝臓、胆のうの働きが活発になり、同時に負担がかかったりもするわけですが、負担がかかるとどのような症状が出やすくなるのでしょうか?
寝つきが悪くなる・途中で目が覚める・朝がだるくなる・イライラ、くよくよしやすい・便秘と下痢を交互に繰り返す・おならが多い・お腹が張る・生理前に色々症状が出やすい・ストレスがかかると動悸する |
これらの症状は春先に悪化しやすい症状で、主に自律神経が関係している症状です。
逆に血が足りなくなると以下のような症状が起こりやすくなります。
立ちくらみがする・爪がわれやすい・生理の血が少ない・髪の毛がパサつく・足がつりやすい |
このような症状がしっかり出ている方は主に血不足が原因で春先に体調を崩しやすくなっています。
春はどう過ごせばよいの?
急激に変化の出る春先は、体調変化についていけずつらい方も多いはず。どうしてもつらい方は漢方の服用やハリ治療をおすすめしますが、まずは自分でできることから!ということで春先の過ごし方について書かせていただきます^^
⑴ 心とからだのバランスをとるためにも動くことを意識しよう
だるい、気分が悪いなどの症状が出ていると、なかなか動けなくなるもの。外に出るのも嫌になってしまう方もいらっしゃいます。
でもそんなときこそ、「動く」ことが大事。なぜかというと、じーっとしていると余計に体調が悪い方向に向かってしまうからです。
春先に体調が悪化しやすい方は、気、血、水いずれも巡りが悪くなっていらっしゃる方が多い。そんなときにじっとしてしまうと余計に巡りが悪化してしまうため、嫌でも少しずつ動くことが大事なのです。
ストレッチでもよし、ちょっと歩くだけでもよし、できることからはじめましょう!
⑵ 起きる時間を一定に
春先に体調を崩すたいていの方が、寝つきが悪い、途中で目が覚めるなどの症状が出ます。夜寝付けないとどうしても朝遅くまで寝がち。でもそれをやっていくうちに昼夜逆転してしまい、余計にリズムを崩してしまいます。
ただし、早く寝ようとしても寝られない。ではどうするか?ずばり朝起きる時間を一定に保つことが一番大事です。
あとはできる限り昼寝はしないか、15分くらいにおさめること。昼寝しすぎてもやはりバランスが乱れがちになります。ちょっとつらいかもしれませんが、朝は必ず同じ時間に起きるようにがんばってみましょう。
⑶ 生活に”楽しみ”を盛り込んでいますか?
春先に体調を崩しやすい方は、「頑張り屋さん」が多い。生活全般が「仕事」「家事」「育児」などに追われていて、がんばることばかり。楽しいと思える時間が少なくなっている方も多いのです。
がんばらなければいけないときこそ、楽しいことをしっかりと生活に盛り込んでいく。これってがんばるためにもとても大事なことなんですよ!
音楽を聴く、旅行に行く、ライブを聞きに行く、美味しいものを食べる、ドライブにいく
なんでもよいです!一生に一度の人生、楽しんでくださいね!
自力ではなかなか症状の改善が難しい方、ぜひお気軽にご相談ください。
しっかりとサポートさせていただきますからね!
今日もあなたにとって最高の一日となりますように